映画は心の栄養だ!キフォー!の日々を綴ります。
キフォーは、みんなのワクワクを作る場所。

2017年9月15日金曜日

[9/10ボラスタWS報告その2]翁長有希さんの「引き出す」「大人の質問力」のお話

続いては、キャリア教育コーディネーター翁長さんのお話です。





翁長さんのお仕事でもあるキャリア教育コーディネーター、これから公教育のあり方がこれからどんどん変わろうとしている、そんなお話を最初にしていただきました。要点をまとめますと、キャリア教育とは・・・教育現場で学ぶことが、実際の社会でどう生かされているかを反映した授業づくりと言えそうです。(もちろん学校に限ったことではないです)

例えば、沖縄の企業さんで重機を取り扱う会社さんが、水圧・油圧のパスカルの原理という油圧が働いている重機の模型を持って来て、こどもたちに問いかけ、実生活にどのように繋がっているのか実感しながら学ぶことができます。

そして・・・「KIFFOはもしかしたらキャリア教育の最前線にある可能性があり、KIFFOに惚れ込んだ。社会教育の中のキャリア教育という部門では最先端をいっている感じがしていて3年間おつきあいしています。(宮平デレデレ笑いが止まらない)ちなみに、昨年は臨月で、4日後に生まれました。なのであの子も連れてきました。」


あの子とは・・・!KIFFOスタッフもいやされてます〜〜!

それから、4名チームになって、サクッと自己紹介タイム!話す順番を決めてもらい、自己紹介を1分してもらいます。そして、2番目の人に出されたお題は。2番目の時だけ、条件つきの自己紹介です!相槌、うなずき、一切やめてみる、というものです。

なんか硬く、1分間 シーンとしていて、話している人は辛そう!

実際、コメントを聞くと、
・辛かった、悲しかった
とあり、会話のなかで、人の相槌はとても大事。とわかりました!

「良い会議は、生産的な会話がなされ、これいいね!という結論が出ること、そういうチームは 相槌・うなずき、をとても大事にしてます。」


そして、続いて「グループの中でキフォってください」 
とお題がいくつか出されました。早速キフォるが使用されていて嬉しいです!

そのお題の一部をご紹介。

2030の年13年後の日本はどうなっているか?
2030年の子どもたちにどのような能力を身につけて欲しいか?

翁長さん曰く、

「キフォる 中で 意識して欲しい点は、
いつもより多めに相槌をうつこと」

へー なるほどね すごいね、いいね 
へーそういうこともあるか、という声かけの練習

なぜなら人は、
共感されたと感じると、アイデアが湧きやすい

そうして見ると・・・・
どうでしょう、さっきと打って
変わってたくさんの笑顔で盛り上がっています!





次々とアイデアが出て来ました。
ボランティアスタッフからの答えは・・・
・修正力
・失敗してもいいや、と思うこと
・道徳的な繋がりを持つこと
・機械とかネットで発信
・人に相談する力
・ボーイスカウトの力
・体を大切にする。ロボットはカチカチなので、繋がり
・想像力、踊ったり映画を見たり、想像力を養う
・文化を認め合う、多種多様生を認める
・実体験に基づいたキフォ力(見る力、感じる力をつける)
・人工知能がどんなに発展しても、人間の役割
 創造的に感性を働かせながら、社会を作り出して行く力。
 それが人間の役目ではないか。






その間に、翁長さんのお話は続きます。

KIFFOに来る子供たちが20代後半、社会の若手リーダーになる人たちの世界は
隣が宇宙人かもしれない。

・以前は、1つの商品を開発すれば16年は持つ。でも今は新商品の開発のサイクルが早くなってきているつまり、去年の常識が、今年の常識ではない。

・企業でも、以前は、コミュニケーション能力の高い人材が求められたが、今は、臨機応変な力、知識より知恵

理由は明白で、昔は、1部のブレーンがやればよかったけど、若手社員の力も含めて巻き込んで、考えないといけない時代〜正解主義から修正主義に。

変化の激しいこれからの社会を生きるために

だから、子供たちに必要なのは、
変化に対応する力、と言えるのかもしれない。

大学の入試も考える力を鍛える方向に向いている以下は、ある大学の問題。
宇宙人が地球の国境はどうしてですか?それを地球人として回答してください。

KIFFOに来る子どもたちが20代、30代になる頃には、隣に宇宙人が住んでるかもしれない。
 
キフォに惚れ込んでいる理由3つ

「映画はココロの栄養だ」
ー映画で人生を疑似体験することができる、自分の生活や習慣はなかなか抜けきれないが映画は簡単に国境を超え、様々な価値を見せてくれる

みんな違って当たり前
ーグローバル社会ーココロの柔軟さ

キフォる
ーいろんな変化がある中で、みんなで前にすすんでいく力

以上のことから、実際面で大人スタッフが大事にしないといけないことは

こどもたちは、正解を聞きに来る→癖で。
グッと我慢して、まず、答えを与えない。待つ!

「せんせーどうしたらいいと思う?」
と聞かれたら
「きみはどうしたらいいと思う?」

と、大人の質問力を上げる。

これから子どもWSまでに気をつけて欲しいこと
・自分は子供に一日何回質問をしたか
・答えを尊重する。例えそれが間違っていても
・「だったらやってみな」ーそれが命に関わらない限り(見守り)

課題解決能力を磨くには、失敗をさせること

それなしでは、課題対応力は身につかない


失敗を楽しむ、楽しませる
失敗ではなく未成功

キフォルの促し方
あなたはどうしたいの?

命令、指示出ししない
観察をする

とても勉強になりました・・・宮平・・・大人というよりこどものため、正直、自信はないですが・・・頑張ります!

さて、閑話休題で、恒例となりつつあるお昼のカレータイムの様子をどうぞ。
みなさんリラックスして楽しんでますね!





さて次は、
[9/10ボラスタWS報告その3]
木が四つと木が八つの謎とは...?!
技術担当屋宜さん、スタッフによる振り返り

となります!
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第4回こども国際映画祭in沖縄<KIFFO
若狭公民館3F大ホールにて開催!
11/24(金)前夜祭 17:30 
11/2526(土日)本祭

Kodomo International Film Festival in Okinawa 
24th of Nov -PreEvent
25th & 26th of Nov - Main Festival
@WAKASA KOMINKAN





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