映画は心の栄養だ!キフォー!の日々を綴ります。
キフォーは、みんなのワクワクを作る場所。

2016年8月25日木曜日

新たなる試み 大発表第2弾!

こんにちは。

広報担当のおかどめです。


2016年のKIFFO新たなる試み、10+の発足をご報告しましたが


今回はふたつめの新たなる試みをご紹介します!


いま、こどもたちは、日本でも世界でも、

玉石混淆のあらゆる情報にさらされた環境に生きています。


そこで今回KIFFOは、こどもたちが
「まだこどもだから」と語られる機会を奪われ、
それに先んじてインターネットなどから誤った情報を得る前に
「知っておいてほしいこと」を伝える講座への参加を呼びかけます!

中でも性に関する情報は、あまりオープンにされることがないが故に
誤った情報でもそのまま自分の知識にしてしまう機会は増すばかりではないしょうか。

KIFFOディレクターの宮平監督がベルリン映画祭に訪問した際、
10代のこどもたち向けにティーンエイジャーの性に関する内容の映画が上映され、
映画を通じて性について考える機会を持つことができるのが
とても印象的だったと話していました。

ゆくゆくはそういうテーマの映画を上映し、こども達に考えてもらいたい。
そんな思いから企画されたひとつめの講座はKIFFO主催の

思春期保健相談士・徳永桂子さんによる
『こころが生きる、からだの話。』です。
徳永さんは、「性教育を科学・安全・健康の視点で捉え、自分の身体についての正しい知識が自尊感情を育てる」ことを伝える講演を全国各地で行っています。




そしてふたつめの講座はKIFFOの共催団体、NPO法人地域サポートわかさが主催する
『イザ!カエルキャラバン!』です。
防災イベントと言われても、みなさんなかなか積極的に足を運びにくいと思うのですが、
このイザ!カエルキャラバン!は、子どもたちが防災訓練をするとポイントがもらえておもちゃと交換できる、という遊びの延長で防災の知識を身につけられる活動です。

どちらも「知っておいてほしいこと」を知ることができる講座内容で、私も楽しみにしています!

▶︎ クラウドファンディングで支援をお願いいたします!8月31日まで!!◀︎

沖縄の子供達に世界を感じ人間力を高める機会を!映画祭KIFFO開催

1口3千円よりKIFFOのステッカーと沖縄で
子どもの支援に取り組む団体に入場券の寄付ができます。


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2016年8月24日水曜日

新たなる試み 大発表!!!

こんにちは。
広報担当岡留です。

大人の実行委員会では、KIFFOの主役であるこども達が
もっともっと主体的に活動していくにはどうしたらいいかを話し合ってきました。

今までKIFFO1012歳くらいのこどもスタッフの割合が多かったのですが
本祭に参加してくれた高校生世代のスタッフは
まるで大人スタッフとこどもスタッフの通訳者のように活躍してくれたこともあり、
高校生世代のメンバーをもっと集めてはどうかという案が出ました。

そこでまずは高校生探しから、ということになったものの、
実行委員会でもなかなか高校生世代との接点がある人が見つからず
これは難航するか……と思われていたところ

近所に住んでいる高校生とすれ違った時に
広報担当おかどめ改め、スカウト担当おかどめのアンテナがビビッと反応しました!

「あのさー、11月にこども国際映画祭ってのを那覇でやるんだけど、
誰か高校生で時間ありそうな人いないかねー。」
と、唐突ながら聞いてみると

「へー面白そうっすね。それ、自分がやりたいです!」

という返事がかえってきました。

そしてさらに

「興味ありそうなヤツら、2~3人連れて来れますよ。」

サラッと言ってくれましたよ。
さすが私。(我ながらスカウトの勘を自画自賛で失礼します。)

もとい。即決で面白そう!と飛びついてくれる貴重でナイスな首里高生のKAIくん、ゲットしました!

さてさて。とは言え初の試み。
何からどうやって始めましょう。
あくまでもこども達の主体性に任せつつ、楽しく盛り上げてもらうには。

大人の実行委員会で出た意見では、
「まずはざっくばらんに話を聞いてみては?」
ということでしたので、やりました!

宮平監督の十八番、タコパ。



KAIが連れてきたのは同じ首里高の
御朱印巡りが趣味のTOMOTAKA、女子力高いスイーツ男子のGOTA
なかなか濃いキャラ揃いで、事務局もワクワクしました

負けじと宮平監督、高校時代の先生のあだ名ネタで
高校生メンバーをタジタジにさせていました。
さすが監督、自称物心がついたのは17歳だけあります。

もちろんちゃんとKIFFOの意義、映画祭のこと、真剣にアツく伝えましたよ。
「KAIに誘われるまま軽い気持ちで来てみたら想像以上のスケールだった……」
と、真剣に耳を傾けてくれました。



当初たこ焼きにつられてついて来た事務局スタッフ諸見里さんの息子のAKIRAも、
首里高メンバーの魅力的なキャラクターにつられて、
10+に参加する!と意欲を燃やし加入決定!

その後の大人実行委員会でタコパ報告をしたところ、
ぜひ会って話がしたい。という意見が出たので、
大人実行委員のみなさんとご対面の運びとなりました。



そこに集まった高校生メンバーはなんと5名!!
KAIはなんと、さらに2名を誘ってやって来ました。

軽音をやっている元KIFFOこどもスタッフ経験者MAHO
ダンスをやっていて、この夏アメリカに短期留学したLILICA

バラエティ豊かな面々が集まり、これから一緒に楽しもう!とパチリ。



そしてそして、とうとう正式にみなさまにご報告できる日がやってまいりました!

10代のこども達による映画祭実行委員会

10歳以上、という意味合いの「10+」(テンプラス)
宮平監督が仮称として名付けていた「10+」(テンプラス)
多数の人に「天ぷら?」と聞き返される「10+」(テンプラス)
名称を自分たちで変えていいよーと言っていたけど結局そのまま「10+」(テンプラス)


「10+」(テンプラス)の発足です!!



顔合わせの日、まず話し合われたのはリーダー決め。
昨年KIFFOに参加してくれた小中学生のベテランこどもスタッフが加わり、総勢16の実行委員会スタートです!※当日来れなかった子の人数も含む

今までの経緯から、リーダーにはKAIがすぐに手を挙げました。
副リーダーにスッと手を挙げたのは昨年もコミカルなキャラクターで楽しませてくれたSHINOSUKE、中学生になって頼もしくなったなぁ……。相変わらずコミカルだけど。笑
そして書記は、御朱印巡りがライフワークの渋い趣味の高校生TOMOTAKAと、5分も経たずに決定!やる気じゅうぶんですね!大人も見習いたいです。

10+メンバーは、KIFFO発足当時にKIFFOスタッフに配布されたKIFFOの黒ティーを着て、映画祭スタッフとして得意なこと・やりたいことを活かしながら映画祭を支えます。
この日、10+メンバーTシャツ2種類の候補から、どちらを選ぶかも多数決で満場一致の即決でした。なんとテンポの良い10+!!

それぞれがやりたいことや得意なことを考えて、
次回は10+でつくるワクワクを話し合うことに!
個性豊かな面々のアイディアが楽しみな10+のキックオフ実行委員会になりました!

そんな記念すべきキックオフに、昨年度より、「家族っていいね!」60秒の短編KIFFOを応援してくださっている沖縄ファミリーマートの広報・マーケティング室室長の比嘉智さんがファミチキやスイーツを抱えて激励に駆けつけてくださいました!




比嘉さんは10+のメンバーに、

沖縄ではお馴染みの、BIGINの曲に乗って県民が踊る
沖縄ファミリーマートのコマーシャルをつくった際のエピソードを交えながら

沖縄がよくなるための活動をしていること。
そのためには感性をよくすることが必要だということ。
感性がよくなるとどうなるか、
感性がよくなると相手の痛みを感じられる。
そういう大人が増えると、社会がよくなる。
だから、感性をよくする大人を未来に増やす活動をしているKIFFOを応援している。

というメッセージを伝えてくださいました。

KIFFOのこども達に蒔かれた感性の種が、沖縄の社会をよくする樹に育つ。
そんな未来を想像しながら活動に取り組もうと、私も気持ちを新たにしました。

10+実行委員会の後はファミチキを食べて、元気もりもり。



引き続き残ってくれた10+首里高メンバーと大人の実行委員が集まって
今後の活動について話し合いが行われました。

育さんからは9月に次々と行われるワークショップの話。
たくさんのアイディアが出ているので、これから実現に向けて話を詰めていきます。

その他、様々な議案を話し合い、
大人の実行委員会に初めて参加してもらった感想を10+に求めると
「ワークショップで何をするか、こどもにどう影響があるか、大人が真剣に考えていることがわかった。これまでなんとなく参加していたお話の会なども、こうやって事前に話し合っていたんだと思うと感動。」
という、なんとも嬉しいこたえが返ってきました。



これからKIFFO同様、10+の応援もどうぞよろしくお願いします!!

さいごに宮平監督からは、8月のレディーフォー締め切りを前に
1人が3人の人に伝えたら、21日間で地球上の人口を上回るそうなので
ぜひ、今日このあと、3人にクラウドファンディングのことを伝えてください!
そうすれば1,000人の賛同者、いけると思います!」
と呼びかけました。
みなさまもぜひ、3人にKIFFOがクラウドファンディングで支援を募っていることを伝えてください!

▶︎ クラウドファンディングで支援をお願いいたします!8月31日まで!!◀︎

沖縄の子供達に世界を感じ人間力を高める機会を!映画祭KIFFO開催

1口3千円よりKIFFOのステッカーと沖縄で
子どもの支援に取り組む団体に入場券の寄付ができます。



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2016年8月18日木曜日

夏休み自由研究in沖縄コンベンションセンター出展しました!

こんにちは!
広報担当のおかどめです。


ご報告がおそくなりましたが、
7月30・31日に行われた
夏休み自由研究in沖縄コンベンションセンターでの
KIFFO出展のご報告です!






事務局は母ちゃんスタッフばかりなので
子連れでの準備となりましたが、
こども達が驚くほど即戦力となりブースの設営を頑張ってくれました!
ありがとう!


装飾のために準備していたKIFFOロゴの切り抜きを
チョキチョキと手早くきれいに仕上げ・・・



宮平監督がブースのイメージを伝えると
短時間のうちに形にしてくれました!




















そして昨年のKIFFO事務局で礎を築いた
バルーンアーティストのReiさんのバルーンがKIFFOブースを彩ってくれました。
ありがとうございます!









開場までの時間がせまる中で、こども達の活躍のおかげで無事にブースが出来上がり
ゾエトロープのKIFFOワークショップ開始です!





ゾエトロープと聞いてもなかなかピンとこない人が多いだろうと、
事務局の育さんが「ゾエトロープってなぁに?」の説明をわかりやすく書いたところ、

お客さんもフムフムと立ち止まってくれました。


その後、文谷さんから「実際に回転しているところを見せたら分かりやすいのでは?」
と提案があり、通りすがるお客様に見本のゾエトロープをのぞいてもらうと・・・




「わぁ!」「すごーい!!」

と、反応が大きくなり、
受講するきっけかをつくってくれました。













ワークショップの講師役は
前回からKIFFOを支えてくれている実行委員の文谷さんにも活躍してもらいました。
文谷さんは準備の段階でも大活躍で、
KIFFOゾエトロープ職人となって手を痛めてもテープを巻いて頑張ってくれました。
ありがとうございます!








準備には実行委員のニッシーさんも仕事終わりにKIFFO事務局にかけつけてくれました。
ありがとうございます!











そして開催期間中、KIFFOのクラウドファンディングでとっても素敵なリターン
「カヌチャベイリゾート1組2名様の1泊2日の宿泊券」をご提供くださっている
株式会社カヌチャベイリゾートのみなさまブースに立ち寄ってくださいました!
ありがとうございます!


今年から実行委員の神谷さん、

最終日の終了間際に顔を出してくれた大人スタッフの川満さんも
そのまま撤収を手伝って事務所まで荷物を運んでくれました。
ありがとうございます!




事務局が立ち上がって1番最初のイベントだったこともあり、
反省点がたくさんたくさん出ましたが、
たくさんの「ありがとう」に助けられ幕を閉じました。

反省も含めて、今後のKIFFOイベントに活かしていける良い機会となりました。
ありがとうございます!

「みんなのワクワクをつくる場所」
KIFFOの応援をどうぞよろしくおねがいします!




▶︎8月31日まで!!◀︎
クラウドファンディングで支援をお願いいたします!
1口3千円よりKIFFOのステッカーと沖縄で子どもの支援に取り組む団体に入場券の寄付ができます。



2016年8月16日火曜日

大人ワークショップ開催しました!!

はじめまして!
KIFFOに、なは市民協働大学のインターンとして参加している松本です。
8月7日(日)、若狭公民館で行われた大人ワークショップの、「映画祭KIFFOのすべてとKIFFO流こどもの力の伸ばし方教室」に参加しました!
映画祭の主役であるこども達をサポートするためのワークショップです。

まずはディレクターの宮平さんから、KIFFOのオリエンテーション。
ご自身の監督作「アンを探して」の上映会に、その何年か前の京都キンダーフィルムフェスタ参加者が来られて、とても立派な意見が言えるように成長していたことを紹介されました。



インターン説明会でもそうでしたが、映画とこどものことになると話がとまりません(笑)。映画を通じて広い世界といろんな人生をみてほしい、というアツい思いがひしひしと伝わってきました。


続いて、ワークショップに。講師の翁長有希さんは認定キャリア教育コーディネーターです。
緊張気味の参加者の気持ちをほぐす、和やかな雰囲気でスタートしました。



まず、グループワークで与えられたテーマは

「2040年の日本の社会」

24年後の日本はどうなっているのか!!?まずは思いつくことをどんどん書き出していきます。







その後、スマホなどで、2040年はどうなっているか数値で予測されているものを検索し、グループでまとめた意見を発表しました。一部紹介します。
・2040年には、琉球が宇宙の中心になる
・2040年には、どこでもドアが発明され、大手企業が倒産するかも
・2040年には、ドローンで空が交通渋滞
・2040年には、脳がクラウド化
・2040年には、一人身世帯が4割、結婚制度が崩壊

中には、2040年を待たずに実現しそうなこともあります。
このワークの中で、「相手の意見を否定しないこと」「あいづちを打って相手のアイデアを引き出す」ことを学びました。




次のテーマは「そんな2040年の世界を生きるために、こどもに必要な力は??」同じく、意見を出し合いグループでまとめました。
・体力
・コミュニケーション能力
・想像力
・自分が自分であるための力
・自己肯定力
・ユーモア力
・多様性を認める力   などなど。

正解のない問題にグループで取り組み、かなり脳が開かれて柔らかくなった感じです。
因みに、文科省がすすめているのは「課題対応力」。この先の社会は、正解のない問いに向き合う必要がある社会になっていくのでしょう。

次はアクティブワークの「ブラインド・ウォーク」。企業のリーダー研修でも使われるワークだそうです。
ペアを組んで、一人がブラインド役、一人は先導役になり、指示を出すことと、それを受けることの疑似体験です。まずは先導役の肩にふれて外を歩きます。




次は、肩から手を離し、先導役の声の指示だけで歩いていきます。
ほんの10分程度の体験で、大人(先導役)が指示するのに、あいまいな言葉や急なタイミングだと、こども(ブラインド役)は前に進めないことを実感しました。

最後に、翁長さんから傾聴のスキルとして、
・あいづち
・うなずき
・くりかえし
の3点と、「美点凝視」という言葉をいただきました。こども達の良いところをたくさん探す、見つけることがKIFFOの活動にはとても大切そうです。
また具体的に、命令形を使わないこと、質問形または承認形の表現でこども達に接すること、忍耐をもってこどもの行動を見守ることなど、長くこどもと関わってきた方々も頷くことでした。

同じグループの方は全員初対面でしたが、スタッフの方の明るい雰囲気や、ブレスト(ブレーンストーミング)のおかげで、色んなお話しができました。
これから、第二回のワークショップや本祭に向けての準備などで、多くの学びや出会いがあるかと思うとワクワクします。
そして、主役のこども達と早く関わっていきたい気持ちが大きくなってきました。

とてもボリュームのあるプログラムでしたが、4時間があっという間でした。

翁長さん、宮平さん、司会の育さん、スタッフの皆さま、ありがとうございました!







第1回、第2回のKIFFOの活動と上映作品。気分が盛り上がります↑↑


※このワークショップは平成28年度文化活性化・創造発信支援事業の一環として行われました。

▶︎8月31日まで!!◀︎
クラウドファンディングで支援をお願いいたします!
1口3千円よりKIFFOのステッカーと沖縄で子どもの支援に取り組む団体に入場券の寄付ができます。
https://readyfor.jp/projects/KIFFO2016