映画は心の栄養だ!キフォー!の日々を綴ります。
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2016年9月16日金曜日

9月11日 大人ワークショップレポート


こんにちは!
インターンの松本です。第2回大人ワークショップに参加しました。

今回のワークショップは野外で撮影する「映像探偵」とアニメ製作「赤い風船の旅」です。
1日で何ができるのか、ワクワクしながら若狭公民館にむかいました。

初めに、ディレクター宮平貴子さんから、前回ワークショップの振り返りとKIFFOについてお話がありました。
映画は物語、服装、音楽など色んなことを表現している総合芸術なので、多感な子ども時代こそ映画にふれてほしいという言葉にとても共感しました。
そして、この場では「KIFFOる!」= Frankly speaking =「物ゴトを良くするために意見を率直に言う」ことを大切にしましょうと参加者にアナウンス。

全員の自己紹介のあと真喜屋 力監督を迎えて、ワークショップが始まりました。

◆映像探偵
初期の撮影機材を見ながら映画の古い歴史からスタート。





世界で初めて「映画」を作ったルミエール兄弟の話で、最初の映像作品と初期の映像機材を紹介されました。手動でまわすクランクは取外し可能、これをカチっとはめると撮影開始!ということで「クランクイン・クランクアップ」という言葉ができたそうです。

「映像」が誕生した時代に思いを馳せながら、いよいよ自分たちの「映像」を探す「映像探偵」が始まります。

スマホの簡単な操作を教えてもらい、公民館の外へ。
取扱説明書を読まなくても、沖縄セルラーから貸し出された機種は簡単に綺麗に撮影できました





課題は、
・人に見せたいものを見つける。
・どう撮ったら伝わるか  カメラマン目線で考えてみる。





実際のワークショップで子ども達が歩く道々を気にしながら、自分の気になる風景を歩いて探し、公民館に戻って、動画をYouTubeにアップロード!

公開された30秒映像を皆んなで鑑賞します。

皆さんの感想から
・狭い範囲で撮影したのに、それぞれ見つけた風景や物が違う
・一見なんでもないような風景にタイトルを付けると、見る側に大きな想像力をもたらす など

映像を見た数だけ、気づきと発見と想像が膨らんでいく、とても刺激的な時間でした。

◆お昼は、福まめさんのカレーデリバリー!
ワークショップに参加して頭も心もお腹も満たされます。










優しい味の大人気カレーです♪

◆赤い風船の旅
午後はアニメ製作。
赤い風船が画面を移動するような台紙を16枚用意して、思い思いに絵を描き、一枚ずつカメラで撮影して映像を繋いでいきます。







真剣に作画中!





アニメーションの編集も自分たちで

映像を包む音楽もその場で!
育さんのウクレレ生演奏に、皆んなでリズムで合わせて、30秒ほどの作品が目の前で出来上がりました!





バラバラだった作品が、風船という狂言回しのおかげで、一つの繋がった短編映像になりました。
わたしたちの「赤い風船の旅」はYouTubeにアップされます。

2016赤い風船の旅 大人WS動画


第一回目では、子どもへの接し方、第二回目では、こどもワークショップと同じプログラム、それぞれ実際に動いて作ってみることで、頭で理解するだけではなく、自分にできそうなこと、やってみたいことをつよく実感することができました。

高校生をはじめ、本当に幅広い年代のスタッフが、同じ大人スタッフとしてそれぞれ期待されることがあり、こうして準備できること。多様な人たちが集まって協力できること。KIFFOの活動に参加できて良かったと実感できることです。






主役のこども達が集まるワークショップに活かせる体験ができた1日でした。
スタッフの皆さま、ありがとうございます

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